2009年9月26日土曜日

恐竜から鳥ではなく、鳥から恐竜へ(その3)

 毎日新聞によると始祖鳥よりも古い羽毛持つ恐竜
の化石が中国東北部で発見された。

 見つかった化石は鋭いかぎつめを持つトロオドンと
呼ばれる肉食恐竜の仲間で、全長約50センチ。始祖
鳥よりも古い化石とみられる。前後の脚に風切り羽
があり、羽はうちわのような左右対称形だった。鳥類
や白亜紀の羽毛恐竜の羽は、先端に向かって細く、
左右非対称で、飛行に適した形に進化している。

 これを学者は「恐竜は最初に前後の脚に原始的な
羽を持ち、やがて前脚の翼が発達して飛翔能力を身
につけ、鳥類に進化したと考えられる」とあくまでも恐
竜から鳥に進化したことを疑わない。

 しかし、ダチョウを見て「いつか飛び立つだろう」と
は誰も思わない。そこに学者の「木を見て森を見ない」
という無知がある。

 「羽はうちわのような左右対称形」ということは魚の
ような生き物の鱗から進化したと考えられる。

 飛ぶ前から「風切り羽」があるというのもおかしな話
で、明らかに飛んでいたものが地上生活をするように
なったと考えるほうが自然だ。

 後は前足が翼から退化したものだということが分か
ればはっきりする。

<羽毛持つ恐竜>始祖鳥よりも古い化石 中国東北
部で発見
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090925-00000083-mai-soci

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